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アユタヤ朝市 チャオプロム市場
9月24日 アユタヤに一泊し、朝になりました。
今日は一度バンコクに戻って、バンコクからチェンマイに向かう寝台列車に乗ります。
寝台列車は3歳のころに乗った切りで、記憶もほとんどありません。
昭和の日本では、飛行機より安かったのですが、今は寝台列車のほうが高くなってしまって、今後、日本で乗ることはなさそうですので、今回の寝台列車はとても楽しみです。
出発まで、アユタヤの朝市に行ってみます。チャオプロム市場です。(場所はこちら)
ブタさんの頭・・・日本ではこの形で売られているのは見かけませんのでちょっとどっきりします。
100バーツ(約400円)の表示は1キロ当たりのようです。
何の魚かよくわかりませんが・・・アユタヤはチャオプラヤー川が近いので、川魚かと思いますが、日本の川魚と違って大きい。肥沃な川のせいか。
ナマズ系が多いです。
イェンターフォー初体験。紅腐乳(べにふにゅう)のスープ
市場を見て、おなかすいたなーと歩いていると、お、すてきな店構え。入ってみましょう。
店内は、きれいなブルーです。
そして、これがメニュー。
うわっ、これは、読めない。Google翻訳アプリを使って読んでみたものの、よくわからない。
私たちはタイ語はもちろん、英語も a little ですので、得意の「This one」で注文すると、店員さんは何か説明してくれ、ほんとにいいの?って感じでしたが、そのまま注文。
さて、出てきたものは・・・二人、違うものを注文したはずですが・・・あれ?似てる?
しかし、相方が、口に含んだとたん、「あ!」と。
そうです、相方のほうは、麺がない!スープ(だけ)だったのです。
待ち構えていたように「ライス?」と聞く店員さんに、「イエース!」と答える相方。・・・だよね。
では、あらためて。このお店はイェンターフォー専門店だったのです。
イェンターフォーとは、紅腐乳(豆腐を紅麹で発酵させたもの)でできたスープで、肉や魚のすり身をのせた麺料理です。
日本では知られていませんが、タイ人の方々には人気の料理だそうです。
イェンターフォーは辛い店と辛くない店があるそうで、このお店のイェンターフォーは辛くありませんでした。辛いのが苦手な方にお勧めの店です。
ちなみに右下の黒っぽい塊は豚の血をゼラチンで固めたもので、これはイェンターフォーに限らず、クイッティアオ(タイ風ラーメン)によく入っています。苦手な方は苦手でしょうね。
場所はこちらです。(店名はタイ語で読めません。)
さきほどのチャオプロム市場から徒歩5分くらいです。
アユタヤからバンコクへのバス ロットゥー
さて、アユタヤにさようならです。ロットゥー(バンのようなミニバス)に乗ります。左の赤字に青いのぼり、看板が目印です。
このロットゥーを使うと、アユタヤからバンコクのモーチットまで約1時間半、乗り場で直接チケットを買った場合は、70バーツ(約280円)です。予約は、こちらの12goというサイトでできますが、手数料が加算されています。
時間帯にもよるのかもしれませんが、だいたい30分おきに満席になったら出発している感じです。
そんなアバウトな!?と私たち日本人は思うかもしれません。
でもそんなに心配するものでもないのかもしれません。
どこからともなく、人がわらわら現れて、予定していた11時くらいに満席になり、出発しました。いつもそうかわかりませんが、定刻に自然と集まってくるようです。
チャトチャックウィークエンドマーケットとオートーコー市場
モーチットに着きました。目の前はチャトチャック市場です。今日は、土曜日。チャトチャックウィークエンドマーケットがやっています。チャトチャック市場は、面積は1.13 km²、15,000店の屋台が軒を連ねる広大なマーケットです。
が、しかし、ここで大雨が・・・。
チャトチャックウィークエンドマーケットは基本的には屋外ですから、ちとつらい。本当は↑地図のように、チャトチャック市場の中を通っていくと、オートーコー市場に着くのですが、ここは一駅電車に乗って、オートーコー市場を先に見に行きましょう。
チャトチャック市場は基本的に屋外、オートコー市場は屋内です。雨が降っていたら、順路をオートコー市場→チャトチャック市場にしましょう。タイの雨は一日中降ることは少なく、強い雨ですが、1~2時間でやみます。
きれいで高級!オートーコー市場
オートーコー市場は高級市場と言われています。とてもこぎれいな屋内の市場です。
こんな白くてピカピカの床、市場じゃないみたい。普通は黒くてびしょびしょですね。
イートインもあります。
極旨!ドリアンコーヒー
この市場と別棟ですが、いつも行く店があります。オーガニックのお店で、販売もしていますが、それらのイートインもできますし、ドリンクメニューもあります。
コロナ禍前の3年前に来たのが最後・・・まだあって、よかったー。
この店で決まっていただくのは、これ!
なんと、これはドリアンコーヒーなのです!
飲んでビックリ、ちゃんとドリアンが濃ゆーく、います!すごーくおいしい!
有機栽培のオーガニックのフリーズドライ・ドリアンを豪快に2カップとコーヒーをミキサーにかけて作っています。
120バーツ(約480円)、タイの飲み物としては、少々お高いですが、ドリアン嫌いでなければ、一飲の価値あり、絶対お勧めです。
にぎにぎ!チャトチャックウィークエンドマーケット
雨が上がったので、チャトチャックウィークエンドマーケットへ出てみましょう。
面積は1.13 km²、15,000店以上が軒を連ねる広大なマーケットです。
もうすでに人がわんわんです。
様々な形にリメイクされたイケアのバッグ。人気のようです。
雑貨好きはたまらない。しかし、迷子になりそう。
タイパンツ店も数多くあります。
値段は100バーツ(約400円)前後とお安いです。
タイパンツは、軽くて涼しく、速乾、快適です。オリエンタルな柄も私たちにはステキに見えます。
蒸し蒸し暑いタイ、タイパンツは快適なので私も履いてしまうのですが・・・↓
実はタイ人はタイパンツを履きません。ベタで恥ずかしい服装だそうです。
履いていると観光客丸出しになりますから、リスクも意識しましょう。
日本ほどは治安はよくありませんこと、忘れないで行動しましょう。
タイのコインランドリーに感動
まだまだ、見ていたいチャトチャックマーケットでしたが、私たちは今晩、寝台列車に乗る前にやらなきゃならないことがあります。それは、洗濯です。
タイ滞在も、もう3日め、LCCの手荷物7kgで抑えてきた私たちはそんなに衣類はありません。
フアランポーン駅(寝台列車の乗車駅)の隣り駅、ワットマンコン駅近くのコインランドリーへ。
店内はとてもきれいです。金額は、洗濯機の大きさによって違いますが、自動的に洗剤が入って5kg・40バーツ(約160円)からです。
洗剤は別売りのランドリー店もありますが、液体でないとダメなど決まりがありますので、日本から洗剤を持って行かないほうがよいでしょう。一袋5バーツ(約20円)程度でその場で買えます。
洗剤は別売りのランドリー店もありますが、液体でないとダメなど決まりがありますので、日本から洗剤を持って行かないほうがよいでしょう。一袋5バーツ(約20円)程度でその場で買えます。
乾燥機です。一律17kg・40バーツ(約160円)でした。
特筆すべきは、係の人が付いていることです。これから寝台列車でチェンマイへ移動しますが、チェンマイのコインランドリーもそうでした。
乾燥機が止まっているのに、洗濯物が入っていて困ったことはありませんか?
そういうときは、取り出してよいことになっているそうですが、人の洗濯物を触るのは気が引けますし、トラブルになりかねません。使いたいのに、主はどこ行っちゃったんだろう、いつ帰ってくるんだろう・・・と、イライラしますよね。
そういうときは、係の人が洗濯物を取り出してくれます。
求めていたのはこれだ!と感動しました。日本も見習ってほしいシステムです。
いよいよ、待望の寝台列車へ!
寝台列車はアルコール禁止!
フアランポーン駅に戻ってきました。いよいよ、あこがれの寝台列車でチェンマイへ行きます。
夕飯の買い出しはやっぱり屋台の串!買い込んで、セブンでビール!
私たちは、18:10発フワランポーン(バンコク) ⇒ 07:15着チェンマイの列車に乗ります。
(実際には、到着は8時くらいでした。出発は遅れませんが、到着はだいたい遅れるようです。)
ところが!
電車に乗り込もうとした私たちの荷物(ビール丸見え)を駅員さんが見て、いきなり足を止められました。
「車内はアルコール禁止」とのこと。でぇーーーーーっ!そうなの!?
と、いうことで、寝台列車での飲酒は禁止です。持ち込みも禁止、罰金あります!
いやいや、日本のようにどこでもいつでも飲める国は意外と少ないのですよ、、、。
ビールが飲めない・・・意気消沈する私たちを慰めるように、ミネラルウォーター(無料)が配られます。(へー!かわいい!とやや癒される・・・)
寝台列車の座席・トイレ・ベッド
これが寝台列車の席です。
これが2段のベッドに変わるわけです。ちょっとこの時点で私はあまり想像がつきません。
でも4人座れるところ、ベッドになるので2人しか座らせないですから、それだけでリッチ気分。
カーテンがかぶっていてわかりにくいですが、左側、電気コンセントあります。2階もありました。USB直のコンセントはありません。
手洗いです。ここで歯を磨けます。ゴミも捨てられます。
トイレです。写っていませんが、ペーパータオルもあります。
夜7時過ぎくらいから、乗務員さんが来て、手際よく、ベッドメイキングをしていきます。
ほうほう、こうなるのか。
そして、こんな感じです。身長160cm以上ありますが、割と広々です。メモをなくしてしまいましたが、縦幅をメジャーで測って180cm以上あったと思います。
2階は、構造上、横幅が少し狭くなります。また、ご覧の通り、2階は窓がありません。窓があるのは1階だけです。そんなことからか、2階のほうが安いです。
爆睡する方は、2階がお得かもしれませんが、ふと目が覚めた時の車窓はなかなかのものです。なので、ぜひ1階をお勧めします。
車窓からわかる寝台列車は1階がお勧め
ということで、1階で撮った車窓を何枚か載せます。
1階の車窓のねぼけまなこのブレブレの写真を見ていただきましたが、2階はこう↑です。
途中、2階の相方と交替しました。
1階なら左側に窓があるのに・・・つまらないでしょう?
ふと目覚めたときに寝ぼけまなこで見える車窓が、ブレブレでもだいご味なのです。
タイ国鉄寝台列車は、複数のメンバーで行く旅行でも、みなさん各々が1階に乗られることをお勧めします。
寝台列車は、タイ国鉄のサイトからから予約することができます。サイトはかなり重たいので、焦らず、待ってくださいね。(英語表示にした後、フワランポーン駅はbangkokと入力してください。)
1階は1,041バーツ(約4,164円)、2階は941バーツ(3,764円)です。
なお、上記の金額や写真は、新型車両SPECIAL EXPRESS CNRのものです。
旧型は安くはなりますが、評判がよろしくありません。
新型車両から予約は埋まっていきますので、ご予約はお早めに。
では、これからチェンマイに到着します!(つづく)
Check! タイ旅行シリーズ
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