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沖縄・宮古島のスピリチュアルなパワースポット 大神島で体験する癒しの旅 自然そのものが神

奇石と美しい海 沖縄
奇石と美しい海

大神島(おおがみじま)・・・名前だけでスピリチュアルですね。
沖縄・宮古島列島のひとつ、大神島へ行ってきました。

集落以外の島内の多くは聖域とされ、島民以外の(場合によっては島民も)立ち入りが禁じられている。-中略-
秘祭・祖神祭(ウヤガン)が開催されることで知られる。人が住み始めて約200年とされるが、秘祭の関係で島の歴史は島民の口承が中心となっており未解明なところが多い。

大神島-Wikipedia 引用

うわ!やはりスピリチュアル!
久高島を思いだすなぁ。
大神島は、海賊キャプテン・キッドが財宝を隠したという伝説もあるそうですよ。
謎めいた大神島へ興味津々で行ってきましたので、レポートします。

この記事は広告を含みます。

大神島への行き方・フェリー乗り場

大神島へは宮古島・島尻漁港からフェリー『ウカンかりゆす号』で行きます。乗船時間は15分くらいです。
島尻漁港へは宮古空港から車で30分くらいです。

大神島行き 乗船切符売り場

島尻漁港へ着きました。乗船切符売り場です。
予約はできません。切符はここで買うのみです。
支払いは現金のみ、島内も現金のみです。
また、島内には郵便局を含め、金融機関はありません。

宮古島(島尻漁港)09:0011:3014:0016:35
大神島(大神漁港)08:1510:4513:3016:10
(片道)大人350円・小人180円 (往復)大人670円・小人350円

切符は7日間有効です。ほとんどの方は往復券を買ったほうがお得でしょう。

天候や時期により出発時刻が変更になる場合があります。
ご利用の際には、大神海運(TEL:0980-72-5477)に確認するとよいでしょう。

島尻漁港を出てゆくウカンかりゆす号

ウカンかりゆす号は、優先席や車いすの方のスペースもあり、バリアフリー適合船になっています。
船内の室内は、30名ほどの座席があり、甲板席にも写真のように乗って、定員は50名です。

2月でハイシーズンではありませんが、写真のような状態ですので、意外と混んでいていて驚きました。
大神島の島の人口は20人少々ですから、島の人口より訪問者の方が多いということになります。

大神島でのおすすめコースプラン

公共のトイレは2か所あります

上の地図は、大神港にあった看板を撮影し、加工したものです。
大神島のすべての経路が見られるお勧めのコースプランをご案内します。

①赤ライン 港から遠見台を目指す 
  ↓
②青ライン 遠見台から多目的広場を目指す
  ↓
③紫ライン 島の端から端へ、のっちを目指す
  ↓
④紫ライン(③の復路)島グルメ ランチ おぷゆう食堂

海には入らない、ゆったりお散歩&ランチのコースプランです。
時間的には、
9:00 島尻港出航の船に乗って、大神島到着後、①~④をゆっくり観光する
12:00 ごろに島唯一の食堂、『おぷゆう食堂』に到着、食事
13:30 出航のウカンかりゆす号で帰るのがちょうどよい感じです。

① 港から遠見台を目指す

大神漁港に着きました

まずは、①赤ラインの遠見台を目指すコースです。
9:00出航のウカンかりゆす号に乗って、大神島に到着しました。

にゃんこのたまり場もありました。人には馴れていません。

ずっと上りですが、15分くらいで遠見台に着きますので、ちょっと足腰じょうぶな人なら問題ありません。
集落を通ります。といっても20人少々の島ですので、そんなに集落が続くわけではありません。

大神島では貝を祀っているのをよく見かけました。

廃校になった大神小中学校も貝をきれいに並べて祀っています。

門の上

家の軒先はスイジ貝です。
沖縄の家の軒先には、よくシーサーを魔物や災いを追い払ってくれる守り神として祀っていますが、大神島ではスイジ貝を祀っています。

遠見台入口

遠見台に続く階段からうっそうと木々が生い茂ります。
ジャングルのようですが、ずっと階段がありますので、滑ることなく、登りやすいです。

宮古ブルーの海

階段途中、木々の間から垣間見る、海の色は素晴らしい宮古ブルー。

郵便受けはお賽銭箱??

もう一息で遠見台のところ、御嶽があります。
木が絡まる大きな岩は、太古隆起珊瑚の『奇跡の岩』。
島守りの神様、縁結びの神様がいらっしゃるそうです。

頂上(標高74.7メートル)に鎮座する巨石は太古隆起珊瑚の「奇跡の岩」であり、傍に大御神御嶽の拝所がある。大昔、火番盛(ひばんむい)として異国船を監視、池間と狩俣の火番盛へ烽火を上げて合図した。
(2014年3月18日 先島諸島火番盛に追加指定)
2020年1月1日 大神自治会

遠見台入口立札 引用

必見、360度の眺望 遠見台

日焼け防止のためフードかぶってます

遠見台に着きました。360度の眺望です。

大神漁港

港も見えます。

これから行く多目的広場もカミカキも見えます。

もちろん素晴らしくきれいな海も!

② 遠見台から多目的広場を目指す

ここからは、②多目的広場を目指すコースです。
ずっと下りです。
来た道(階段)を遠見台入口まで戻ります。
宮古ブルーの海や生い茂る木々の大自然を楽しみながら気持ちよく下っていきます。

ジャンボオカヤドカリ 男性の足と大きさ比較

途中、大きなオカヤドカリを何度か見かけました。
ぶれてしまった右の写真は、大人の男性の足です。さすがに暑い地方のやどかりは大きいですね。

井戸が見えたら・・・遠見台入口まで戻ってきました。
井戸の前を通って左方向へ進みます。

きれいな海を眺めながら、ただただ下る。気持ちいい。
一本道なので迷うことはありません。

多目的広場とカミカキス

見えてきました、多目的広場とカミカキの岩々。

多目的広場は、とても広く、整っていてきれいです。
あずまややトイレもあり、バーベキューできないのがもったいないくらいですが、バーベキューは禁止です。

ものすごい透明度の海と神々しいカミカキスの岩々

海岸は砂場はなく、階段で海に降りられるようになっており、岩場で、珊瑚礁ではありませんが、ものすごい透明度です。
大神島の海は、このような階段がいくつもあり、海に入ることは禁止されていません。
時は2月ですが、よく晴れていて、暖かく、海に入っている人もいました。
「さすがに寒い、ウェットスーツがないと無理!」と言う人と、「気持ちよかったよ~、入ったら?」と言う人に会いましたが・・・海の水を触った感じでは、水着では寒いと思います。
シャワーも更衣室もありませんが、こんなパワースポットな海に入ったら、パワーをもらえるかもしれません。

ンナパズ

多目的広場の前を通り、島の東端の『ンナパズ』まで行って、Uターン。
ンナパズより先には道がなく、行けません。

③ 島の端から端へ、のっち(奇石)を目指す

ここからは、③島の端から端へ、のっち(奇石)を目指すコースです。
島の東端ンナパズから、港を通り過ぎて、北端にあるのっち(奇石)まで海岸を楽しみます。
ずっと海沿いで平坦の道を行きます。
きれいな海と大きな岩礁を見ていると飽きません。

港を通り過ぎる前ですが、緑の間のくぼみにひっそりと、拝所がありました。
『長間ぷー』です。
水の神様がいらっしゃるそうです。

ここでも貝がのっています

表示がないので、ちょっとわかりにくいですが、気が付いた人は呼ばれたのかもしれません。

港を通り過ぎるころには、このような道になっていきます。
左側は海、右側は山ですが、右下に写っている管で海水を通し、その間に道があります。
海と海の間を歩いているよう。

海水を通しているところは、不思議な場所があります。

のっち(奇石)

のっち(奇石)です。
波の浸食で根本を少しずつ削られた岩です。

遠くに見えるは池間大橋

変わった形の大きな岩がたくさんあります。

大神島 最北端

最北端まで来ました。終点です。ここで道はなくなります。
来た道を港付近まで戻り、待望の④島グルメランチ、おぷゆう食堂を目指します。

マダラトビエイというそうです

エイを発見!
行きに1匹、帰りに2匹見ました。
エイはひらひらと蝶のように泳いでいました。
ウミガメもいたんですよ!

④ 島グルメ ランチ おぷゆう食堂

ここにも守り神スイジ貝が

島唯一の食堂『おぷゆう食堂』に着きました。
ちょうどお昼12時くらいです。

名物 かーきタコ丼 おいしい!

名物『かーきタコ丼』をいただきました。
大神島はタコが名産で、かーきは乾き(燻製)の意味です。
太もずくの酢の物、あおさのみそ汁、サラダも付いて、1,000円です。
食事のメニューは、あとは宮古そば、カレーライスくらいですが、ここに来たら、この名物を食べられれば言うこと無し!です。

煮付けたたまねぎとかーきタコが思った以上にたっぷり入っています。
噛めば噛むほどに味がある、と言った感じなので、私としては、ごはんに載せずにこのまま肴としていただきたい。

ティナタの塩ゆで 10個で500円

そこで、ビールとさらに、ティナタという貝の塩ゆでを頼みます。
ティナタは、マガキガイのことで、こちらではティラジャとも呼ぶようです。

引っ張って、つるん!おいしそう!

お店の方に食べ方を教えていただきました。↓

  1. 飛び出している先っぽの硬い部分(ここは食べない)を引っ張る
  2. 中身がつるん!ときれいに出てくる
  3. 下の部分は砂が付いているので、ティッシュでふき取る(ティッシュはお店で用意してくれています)
  4. しょうゆをちょんちょんと付けて食べる
泡盛のボトルキープならぬ箱キープが並ぶ 愛すべき食堂

泡盛の箱キープ。
「次の大潮に来ます」 粋ですね。
(私は、できあがりすぎるのでビールで完結)

宿泊もできるようです。宿泊も島唯一です。

雑貨やお土産も売っています。これも島唯一。

お店のトイレ。ウォシュレットもあってきれい。
なお、紙は流してはいけません。右手奥のゴミ箱に捨てます。
これはこのお店だけでなく、公衆トイレもそうでしたので、大神島のトイレは紙を流してはいけないようです。

お店の看板犬 ユリさん

ゆっくり食事して、まだ少し時間があったので港や海岸を散歩し、13:30の出航へ。
船乗り場のあずまやにお店の看板犬のユリさんが見送りに来てくれました。
こちらも島唯一のワンコだそうですよ。

本当におぷゆう食堂さんのおかげで、大神島巡りが2倍楽しくなっていると思います。

島尻のパーントゥ

こんなところにパーントゥが・・・

島尻港に戻ってきました。
大神島の話から少し余談ですが、ここまで来たら、ちょっと『島尻購買店』に寄ってみてください。
島尻ではパーントゥが有名です。
パーントゥは、その仮面をつけて集落を回り、厄をはらう来訪神です。
見た目、ちょっと怖いので、本土のなまはげのような存在に近いかもしれません。
詳しくはWikiのパーントゥページをどうぞ。

仮面はさすがに非売品

島尻購買店でパーントゥのグッズが買えます。
なかなか個性的で目を引くグッズですね。

では、みなさんもよい旅を ^^

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